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上野原市立病院は、昭和45(1970)年上野原町立病院として開設以来35年がたちました。このため、病院建物は老朽化していますが、地域住民の方々が安心して利用できる病院づくりを目指さなければなりません。 そのためには、病院で働く職員の充足、施設の安全性の確保、病院内における組織体制の改革、そして開業医の先生方や他の病院との連携を継続して病院運営の充実を図ることが大切であると考えています。
また、このような不断の心掛けの中で、現在の市立病院の機能である慢性の病気に対する外来診療、一次・二次救急病院としての入院と療養、退院後における自宅や施設での療養などについて、患者様の心身両面から有益なものになるよう広い視野をもって支援したいと考えています。
しかしながら、昨今の医療を取り巻く状勢は非常に厳しいものがあります。特に、病院運営に大きく関わる医師の確保につきましては、新卒医師に対する新しい研修制度、勤務医の都市病院志向や開業志向の影響で、どの診療科でも厳しい状態が続いています。
こうした医師不足の中、病院の統合や機能分担につきましても、山梨県富士・東部地域、東京都八王子地域、神奈川県西部地域における医療の状況や動向を見据えながら、また、現在審議中の新病院建設も含め、どのような病院が上野原市にふさわしいのか考えていかなければなりません。
今後も上野原市当局との密接な相互認識の中で、病院の診療や運営について一生懸命努力いたします。
皆様のご理解、ご支援、ご協力を切にお願い申し上げます。
上野原市立病院 院長 両角 敦郎
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